新型コロナウイルス感染拡大の影響で、観光客が激減した大阪ミナミ
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、大阪ではインバウンドを中心とした観光客が激減した。
道頓堀商店会は、2月上旬に多くの感染者を出した中国・武漢を励ます目的で「がんばれ武漢」のバナー、日本でも感染が拡大していた4月中旬からは「がんばれミナミ」「がんばれ大阪」のバナーを掲示した。商店会の各店が、お好み焼き店「千房」の「負けへんで 絶対ひっくり返したる」など新型コロナに打ち勝つため、大阪らしいユニークな「負けへんで!」ポスターを掲出していることも大きな話題になっている。
■ー道頓堀の現在の様子は?
3月末の時点で人通りの数は例年の10%ほどで、4月7日に緊急事態宣言が発令される前から、人が少なくなったこともあって多くの店が自粛している。毎年、日本の学生がどっと訪れるゴールデンウィークの前後に、一人も通っていないときもあったぐらい。こんなことは100年に一回どころじゃなくて、道頓堀400年の歴史で初めてと思う。