東大阪市の小学校で組体操７段ピラミッド、５段タワーを強行
「東大阪市の小学校で組体操７段ピラミッド、５段タワーをする」という内容が今ネット上で話題になっています。市教委によると、今週末に運動会を予定する市立小学校のうち３校が７段ピラミッドを実施する見込みだそうです。今のところ僕が確認している小学校名は、布施小学校と小阪小学校と長堂小学校です。
今日はこの組体操について書きたいと思います。
実は僕も小学生の時に組体操で4段タワーの頂上を務めたことがあります。危険性についてはさておき、あの感動は忘れられません。ピラミッドはただ人の上に人が乗っていくという感じですが、タワーはそこからさらに下の人から立ち上がっていきます。張り詰めた空気の中、1番上に乗っている僕はどんどんと高さを増し、とうとう最後に自分が立ち上がり運動会場全体が盛り上がる。本当にいい経験をさせてもらったと思います。
まあ当時の小学生は今の小学生とは比べられないほど普段の遊びや生活から身体能力を高めていたのに対し、今の子どもたちは守られて守られて育っているのはいいとして、その分身体能力や危機管理能力などは劣っているのでやはり昔の子どもたちと同じようなことをさせていては危険でしょうね。
タワーは運動神経なども考慮して人選が行われると思いますが、ピラミッドはタワーに比べると容易でかつ人数を要するので、タワー以外の人はほぼ全員参加という状況になっているのではあればそれもまた危険ですね。
公園の遊具一つにしても以前のものは危険だとして、今ではほとんど撤去されていますからね。
