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まるで新型コロナの予言映画『コンテイジョン』

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10年ほど前に作られた映画『コンテイジョン(Contagion)』がリバイバルヒットしています。謎の感染症が発生し、世界を恐怖に陥れるストーリーが新型コロナウイルスの感染が拡大する現在の状況と酷似していると話題です。この映画が教えてくれるのはウイルス自体の怖さだけでなく、恐怖が与える負の影響。

リアリティがすごく中国人も驚き

コンテイジョン』はスティーブン・ソダーバーグ監督作品で、2011年に公開されました。香港からアメリカに帰国した女性が不思議な病気で死亡し、同様の症状で次々と人々が死んでいく。原因は未知のウイルスで、ついには世界的なアウトブレイクが起こるというストーリーです。

中国の情報サイト『RADII』によれば、中国の主要ストリーミング・プラットフォームでも、最も見られている映画に連続してランクインしているということです。ネット上には、「クライマックスも感情に訴える場面も特撮もないが、いま見るとまるで予言のようだ」「最初に見たときにはまさか自分に同じ状況が訪れるとは思いもしなかった」「競技場が間に合わせの病院に使われるなどいまの中国の状況にそっくりで、監督はタイムトラベルしていたのではと思ってしまう」などの投稿があったそうです。

ウイルスよりも怖い 人々の心理に影響

コンテイジョン』が描くのは、架空のウイルスによって破壊される世界だけではなく、それにともなうさまざまな害悪です。無秩序、社会崩壊、治療法発見の難しさ、ルールを守らない個人、公衆衛生より身内の保護を優先する人々などを具体的に上げています。街の閉鎖とか、買い占めとか、店での長蛇の列とか…今の世の中そのものな場面がたくさん出てきます。

偽情報ほど広がる ネット時代に警鐘

フェイクニュースというウイルスをまき散らすのが登場人物の一人、アラン・クラムウィディ。1200万人の熱心なファンを持つブロガーですが、ウイルスが遺伝子操作で作られたなどのデマや、政府と製薬会社の陰謀説を拡散します。さらに自分も感染したがある薬で完治したと述べ、それを求める人々を薬局に殺到させ、パニックを引き起こします。
いつの時代もフェイクニュースは出てくるものですが、現在はとくにネットのおかげで嘘や害のある情報は、速く広く拡散するとし、人々の恐怖が噂や伝聞に混ざり合って危険な結果を生むこともあると警鐘を鳴らしています。

ワクチンの完成

WHOやCDCの研究機関が総動員で原因究明にあたりますが、コウモリとブタの混合新種のウイルスとしか見当がつかず、ワクチンを開発するための実験で研究所は猿の死骸の山。
感染発生21日目。ウィルスがHIVウィルスのようなものに変化したことが発見されます。しかももうr0は2ではないということになってしまいました。つまり、感染率もっと上がるってことです。
そんな中、生き残ったサルがいたのです。遂にCDCはワクチンを完成させます。57番目の薬で猿の実験をクリアしたのでした。

感染源

コウモリ→豚→人間(料理人)

 

映画を見終わった後、普段なら何も起きていない現実に戻るのですが、今の世の中では現実に戻っても、この映画とさほど変わらない日常の中に私たちはいます。それに気づいた時、本当の意味での怖さを知りました。