「外出自粛、2022年まで必要」
新型コロナウイルスの世界的流行を抑えるためには、外出規制などの措置を、2022年まで断続的に続ける必要がある――。こんな予測を米ハーバード大の研究チームが発表した。
今回の流行が終わった後も、外出規制を1度だけで解除すればすぐに第2波が来ることなどが判明。感染者数のピークが救急医療態勢の能力を超えないように、断続的に外出規制を行うと、集団免疫を獲得するには22年までかかることが分かった。
措置が必要な期間は、抗ウイルス薬やワクチンの開発、救急医療態勢の拡充などで短縮できるとしている。14日、米科学誌サイエンス(電子版)に論文が掲載された。
そこで重要なのがコロナワクチンの開発。
大阪府と大阪市は14日、新型コロナウイルスのワクチンや治療薬の開発を急ぐため、大阪大や府立病院機構などと連携して臨床試験(治験)や研究を行う協定を結んだ。大阪大発のバイオ企業「アンジェス」が開発に取り組むワクチンの治験は、当初予定から2カ月早め、7月に開始する。
吉村洋文知事は「(ワクチンは)9月に実用化を図りたい」と述べ、年内に10万~20万人への投与を目指す考えを明らかにした。
チームおおさかで国内初のワクチン開発を目指すということですので期待したいです。