近鉄「大和西大寺」駅の近未来ステーション化
(1)「近未来ステーション構想」とは
近鉄では、「近未来ステーション構想」と題し、AI や IT などの先端技術を活用した新しい駅運営の形を検討しています。これらの取り組みにより、お客さまへのサービスや安全性の向上、駅係員の業務負担軽減および効率化を図っていきます。
(2)大和西大寺駅での取り組み
・駅案内ロボット
多様化するお客さまのニーズへの対応、増加するインバウンドに対する多言語でのご案内など、駅での案内サービスを充実させるため、AI を活用した案内ロボット「アリサ(ARISA)」を中央改札口カウンターとコンコース内に設置します。
「乗換案内」「駅構内や駅周辺の案内」「よくあるお問い合わせへの回答」などを多言語(日・英・中・韓の 4 カ国語)で行い、お問い合わせに対して適切な回答(案内)ができているかを確認しつつ案内ロボットを育てていきます。
・大型マルチディスプレイ
お客さまに対する案内機能を強化するため、中央改札口内に大型マルチディスプレイ(55 インチ×9 台)を設置し、電車の発車時刻やのりば案内・沿線のご案内等の情報を提供します。また、事故や災害によるダイヤ乱れ等が発生した時には運行情報等を提供します。
・改札口見守りシステム
中央改札口・南改札口から入場される白杖をお持ちのお客さまや車椅子をご利用のお客さまを、改札口上に設置したカメラを通してAIが自動的に認識し、駅務室内の専用パソコンを通じて駅係員に連携するシステムを設置します。駅係員が他の業務中でもお客さまの来駅に気づきやすくすることで、お客さまにより安心して安全にご利用頂ける駅を目指します。
案内ロボット!早く見てみたいです♪
☟ちなみにD'Artubeでは、西大寺で撮った動画もありますよ~!